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Googleしごと検索の登録掲載代行サービス

弊社では、Googleしごと検索の掲載・登録代行サービスを行っております。

「Googleしごと検索」とは?

Googleしごと検索(Google for Jobs)は、Google検索で求人関連のキーワードを検索したときに、該当する求人情報が検索結果ページの上部の専用エリアに表示される拡張機能のことをいいます。

弊社のGoogleしごと検索ページ▽

Googleしごと検索のメリット①検索の上部に表示される

現在、Googleの検索エンジンにおいて求人に関連するキーワードを入力してみると、通常の検索結果においてはハローワークや大手の求人ポータルサイトやが検索上位に表示され、これらの中で中小企業や個人の求人ページが上位を獲得するのは極めて困難なことがわかります。

Googleしごと検索で登録した情報は、SEO対策に関わらず検索エンジンの自然検索よりも上部に表示されますので、Googleを利用するユーザーの目に止まりやすくなります。さらに、ユーザーの位置情報をもとに近くの求人情報ほど優先的に表示される仕組みになっているので、近くの求職者へのアプローチが可能です。

Googleしごと検索のメリット②掲載料金が無料

正社員を獲得するために求人ポータルサイトに掲載すると費用は数十万円かかりますが、Googleしごと検索への登録・掲載は無料になっております。

既にウェブサイトをお持ちの場合は求人応募ページを作成するだけで求人情報を登録することができるので、コストを抑えて利用することができます。

Googleしごと検索のメリット③会員登録不要

Googleしごと検索を利用するために、求人を行う事業者側も求職者側も会員登録をする必要がありません。つまり、Googleを利用する広範な層に閲覧してもらえる機会が増えます。

さらに、求人ポータルサイトではレイアウトや形式が一定のため掲載できる情報に制限がありますが、Googleしごと検索では、オリジナルの求人募集ページを登録することができるので、より詳細な情報を提供することも可能です。

Googleしごと検索に掲載するには?

Googleしごと検索へ掲載するためには、まずウェブサイトが必要になります。そのサイトの求人ページ内にGoogle指定の構造化データ(求人情報をデータ化したもの)を埋め込みます(構造化マークアップ)。

構造化データを設置すると構造化データで指定した求人の情報をGoogleが自動的に検知し(クロール)、Google内のデータベースに登録(インデックス)されることで、求人情報がGoogleしごと検索に掲載されるという仕組みになっています。

Googleしごと検索は、単にページ内で文字を入力すればできるという簡単な作業ではなく、ウェブサイト内のソースコードを編集しなくてはならないので、プログラミングの知識が必要です。

詳しくは下記ページをご覧ください。

弊社では、Googleしごと検索への掲載代行を承っております。

ウェブサイトを既にお持ちの方はもちろん、お持ちでない方もウェブサイトの作成から求人ページの掲載まですべて代行することが可能です。

丁寧でスピーディーな対応を心がけておりますので、どんな些細なことでもお気軽にお問合せ下さい。

お申し込みから掲載までの流れ

  1. お問い合わせ
  2. ご掲載内容のヒアリング
  3. お見積り
  4. 求人ページ作成・構造化データの設定
  5. 登録・掲載完了
  6. ご請求料金のお支払い

料金(税込み)

ホームページをお持ちの事業者様

求人ページの作成(構造化データの設定)22,000円

ホームページをお持ちでない事業者様

ウェブサイトの作成33,000円
求人ページの作成(構造化データの設定)22,000円
55,000円

メンテナンス・修正

1回毎(100文字単位)5,500円
更新チケット(年間契約・10回まで)33,000円

株式会社ICT黄金エステートでは、企業様や店舗様へ最適なホームページ、個人ブログサイトなどの作成から運営までを幅広く承っております。また、YouTubeチャンネルの創設や、ライブ配信画面の設置もお任せ頂けます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

Gメールのアーカイブはどこへ?復元方法

気軽に無料で使える「Gmail」ですが、誤操作でメールをアーカイブしてしまった時の復元方法を解説します。意図せずにアーカイブしてしまった時にも、画面に「メールをアーカイブしました」というメッセージが表示されたはずです。

そもそもアーカイブとは?

 「アーカイブ」とは、消したくないデータを保存するために「専用の保存領域にデータを保存」することです。

アーカイブしたメールの復元方法

アーカイブしたメールはGmail受信トレイ内、左のメインラベルにある「すべてのメール」内に残っています。

PCの場合

  1. すべてのメールを開く
  2. アーカイブされたメールを選択(アーカイブされたメールには他のメールにある「受信トレイ」の表示がありません)
  3. 右クリック、受信トレイへ移動をクリック
  4. 受信トレイにメールが戻る

スマートフォン(iPhone、Android)の場合

  1. すべてのメールを開く
  2. 「受信トレイ」と表示のないアーカイブされたメールを選択
  3. 画面右上の「・・・」をタップ、受信トレイへ移動をタップ
  4. 受信トレイにメールが戻る

便利なアーカイブ機能

アーカイブ機能は、現時点では保存期限は設定されていない為、「使うかもしれないから一応取っておきたいメール」、「要件は済んでいるが受信トレイに残しておきたくないメール」などを整理する際などに便利です。

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Googleしごと検索に求人情報を掲載する

1.Googleしごと検索とは

Googleしごと検索(Google for Jobs)は、Googleで求人情報を検索したときに表示される拡張機能の一つです。広告枠とWebサイト一覧の間にある非常に上位の専用エリアに表示されます。Googleしごと検索への掲載は無料になっておりますので、既に求人ページがあるサイトをお持ちの場合は是非利用することをおすすめします。

たとえば、iPhoneからGoogle検索すると次のような結果が表示されます。


▼求人の詳細画面

▼クリックすると詳細ページが閲覧可能です。

2.Googleしごと検索掲載方法

Googleしごと検索へ掲載するためにはまず、求人ページのあるウェブサイトがなければなりません。そのサイトの求人ページ内にGoogle指定の構造化データ(求人情報をデータ化したもの)を設置します。

Googleはインターネット上から情報を自動的に集めています。構造化データを設置することで構造化データで指定した求人の情報を検知してもらい、Googleしごと検索に掲載するという仕組みになっています。

3.ウェブサイト内の求人ページに最低限必要な求人情報

構造化データを設置する求人ページには、以下の情報が最低限必要となります。

  • 雇用形態
  • 職種
  • 仕事の内容
  • 雇用主の会社名
  • 勤務地
  • 給与

参考ページ▽

4.構造化データを作成する

構造化データは以下の2つの書式で作成可能です。

  1. microdata形式
  2. JSON-LD形式

5.構造化データの設定可能項目

5-1.求人情報

構造化データ項目求人情報
datePosted(必須項目)求人情報の公開日(ISO-8601形式)
validThrough求人情報の有効期限(ISO-8601形式)
employmentType雇用形態

FULL_TIME:フルタイム(正社員)
PART_TIME:パートタイム
CONTRACTOR:契約社員
TEMPORARY:パートタイム(短期)
INTERN:インターン
VOLUNTEER:ボランティア
PER_DIEM:日雇い
OTHER:その他
title(必須項目)募集する職種
description(必須項目)求人情報の詳細

HTMLタグ <br>、<ul>、<li>、<p> が利用可能。
ただし、見出しや画像、リンクは利用不可。
hiringOrganization.@type
Organization に該当。
hiringOrganization.name
(必須項目)
雇用主の会社名です。
hiringOrganization.logo
雇用主の会社のロゴ画像のURL。
指定しないときは、Googleマイビジネスに登録された画像が使用される。

5-2.勤務地情報


※勤務地の項目は全て必須項目になります。

構造化データ項目勤務地情報
jobLocation.@type勤務地を表す。
PostalAddressに該当
jobLocation.addressCountry勤務地の国を表します。
書式は ISO 3166-1 alpha-2 で、日本は”JP”。
jobLocation.postalCode勤務地の郵便番号
jobLocation.addressRegion勤務地の都道府県
jobLocation.addressLocality勤務地の市区町村
jobLocation.streetAddress勤務地の番地
jobLocationType勤務場所の種別

TELECOMMUTE:完全リモートワーク

5-3.給与情報

構造化データ項目給与情報
baseSalary.currency価格の通貨コード
日本円はJPYを使用する
baseSalary.value.@typeQuantitativeValueは基本給に該当します。
baseSalary.value.value給与の額。
数字の羅列のみ、カンマ区切りは出来ません。
baseSalary.value.valueを指定しない場合は、minValueとmaxValueの両方を指定。
baseSalary.value.minValue給与の金額の下限
baseSalary.value.maxValue
給与の金額の上限

5-4.応募ボタン

求人詳細画面には応募ボタンが表示されますのでリンク先を指定します。

この応募ボタンのリンク先に構造化データを設置したWebページのURLを設置します。

6.構造化データをテストする

構造化データは、リッチリザルトテストツールというツールで確認できます。

構造化データを表すscriptタグを張り付けるか、URLを入力すると構文チェックが可能です。チェックが通ると以下の表示になります。

7.Googleにクロール依頼の設定をする

構造化データを設置した後はGoogleのクローラーに認識してもらわなければいけません。定期的にクローラーは巡回していますが、以下の設定で巡回を早めることができます。

7-1.サイトマップを送信する

XMLサイトマップを更新し、サイトマップをGoogleに送信します。XMLサイトマップにはページごとの最終更新日が記録されているので、Googleは最近更新されたページを優先的に巡回します。

7-2.インデックス登録のリクエスト

Googleサーチコンソールで更新したページに対して「インデックス登録をリクエスト」します。
該当ページの巡回が早まることがあります。

7-3.Indexing APIを利用する

上記2つの方法よりも優先度が高いIndexing APIを使用してのクロール依頼です。

8.Googleしごと検索で表示がされない場合

以下は、求人情報がGoogleしごと検索に掲載されない場合の3つのチェックポイントになります。

8-1.求人一覧など、複数の求人があるページに構造化データを設置している

構造化データを求人一覧ページなど、複数の求人があるページに設置することはできません。

8-2.Googleのクローラーがまだページをクローリングしていない


クローラーがまだページをクローリングしていない可能性があります。
Googleサーチコンソール で URL を入力し、[インデックス登録をリクエスト]ボタンをクリックします。早ければ数十分程度でクローリングされ、Googleしごと検索に表示されます。

8-3.構造化データの情報と指定した求人ページの情報が違う

Google の構造化データガイドラインでは、ページに表示されている内容と構造化データを一致させるよう定めています。構造化データで指定した求人情報が実際には存在しない場合や、ページに掲載した情報と異なる場合は Google のガイドライン違反となり、Googleしごと検索への掲載はされません。
また、validThroughで指定した掲載期限が過ぎていないか、間違えていないかも確認します。

以上が構造化データを自社サイトに設置し、Googleしごと検索へ掲載する方法になります。

Googleしごと検索は、無料でたくさんの人に閲覧してもらえる可能性があります。


私たち株式会社ICT黄金エステートでは、Googleしごと検索への掲載を承っております。
丁寧でスピーディーな対応を心がけておりますので、どんな些細なことでもお気軽にお問合せ下さい。

株式会社ICT黄金エステートでは、企業様や店舗様へ最適なホームページ、個人ブログサイトなどの作成から運営までを幅広く承っております。また、ユーチューブチャンネルの創設や、ライブ配信画面の設置もお任せ頂けます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

株式会社ICT黄金エステート▽

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「Chat GPT」 から 「Chat GPT-4」へ

GPT-4とGPT-3.5の違い

OpneAIという会社が開発し、2022年11月に発表した自然言語AIモデル「Chat GPT」には、GPT-3.5という機能が搭載さています。
そのGPT-3.5がGPT-4へとバージョンアップされた「Chat GPT-4」が、2023年3月にはやくもリリースされました。

噂されていたいくつかの機能は実現されていませんが、GPT-3.5に比べ大幅に改善されています。

創造性

GPT-4がGPT-3.5より明らかに優れている点の一つに、入力した ※プロンプト に対し、より創造的な応答が可能になった点です。
GPT-3.5でも従来の技術からしてみれば非常に創造的でしたが、GPT-4ではさらにそのレベルが向上しています。

※プロンプトとはここではChatGPTに入力する文字(質問)のことになります。


【ChatGPT】AI活用に必須の「プロンプト」って何?例文付きで徹底解説! | PROMPTY (bocek.co.jp)

与えたプロンプトに対してより高度なレベルの創造性が求められると、GPT-3.5に比べGPT-4のほうが明らかに優れた結果を返します。
具体的には、2つの言語をミックスさせて文章を出力させたい場合、GPT-4ではミックスできますが、GPT3.5では一行を一つの言語で出力し、次の行をもう一つの言語で出力する、といった結果になります。

画像入力(ビジュアル入力)

GPT3.5ではテキストでのプロンプトしが受け付けていませんでしたが、GPT-4では画像入力もできるようになりました。
手書きの数式がら4K画像まで、ほぼどんな画像でも解析し、説明を返してくれます。
自然言語モデルでもあり、画像認識モデルでもあります。
一例ですが、作りたいホームページ、ブログなどのWEBサイトを手書きのラフで作成し、そのラフをiPhoneで撮影したものを
GPT-4に入力したところ、画像と一致するウェブサイトを作るためのプログラミングコードを生成したのです。

安全性

より安全な応答をするようにGPT-3.5からの改善点があります。
GPT-3.5ではユーザーの操作や質問を解析し、不具合を見つけ出し、修正を試みるという、
安全対策の一部をあとから付け足しているような状態でした。
GPT-4では、既に多くの安全対策が初めから実装されています。
OpneAIによるGPT-4のテクニカルレポートでは、GPT-3.5が有害な回答を生成する確率は6.48%であるのに対し、GPT-4では0.73%まで減少しています。

信頼性

GPT-3.5の欠点の一つに、不正確な情報を生成することがあります。AI技術の専門用語で「ハルシエーション」と呼ばれる
AIが幻覚をみているような状態で、生成する情報が信頼性に欠けていることがありました。GPT-4でもハルシエーションはおこりえますが、
GPT3.5にくらべて19%から29%低くなりました。これは、格段に回答の正確さが増したといえます。

コンテキスト・ウィンドウとコンテキスト・サイズ

コンテキスト・ウィンドウとは、Chat GPTとのやり取りの中で、どれだけ多くのデータを、どれだけの長さでメモリーに保持できるかということです。
GPT-4では入力したプロンプトにの指示を、より長い時間、より正確に記憶できるようになりました。
GPT-3.5ではやりとりが進むにつれて本題から逸れたり、意味不明な回答を生成することもありましたが、このコンテキスと・ウィンドウが改善されたため、問題が軽減されました。
GPT-3.5では約5,000文字の処理性能だったのに対し、GPT-4では約25,000文字を処理できるようになっており、 したがって、GPT-4では長いコンテンツの作成や文書分析ができるように進化しています。

今後の展望

「GPT-4」は2023年4月現在、月額課金サービス「ChatGPT Plus」のユーザーのみ「GPT-4」を選択できます。
通常の会話ではそこまで違いが見受けられませんが、試験問題やベンチマークテストにおいて、従来のモデルよりも高い成績を収めています。模擬司法試験では、受験者上位10%の成績を記録しました。

GPT-4がGPT-3.5に比べ飛躍的に性能が向上しているのは間違いありません。
今後は今以上に経済や産業に影響を与えていくことは、容易に想像できます。

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基本情報技術者試験 基礎理論①

データの単位

「データの単位」や「数値の数え方」といった、コンピュータの基礎理論を学習していきます。コンピュータの世界では、普段私たちが使っているものとは異なる方法で計算を行っています。

まず初めに、次の過去問題を解けるようになるのが目的です。

10進数の演算式7÷32の結果を2進数で表したものはどれか。
ア.  0.001011    イ.  0.001101   ウ.  0.00111   エ.  0.0111

まずはビットとバイトといった「データの単位」を理解します。

ビットとバイト


ビット(bit)とは、コンピュータが扱う最小単位です。
1ビットは「0」または、「1」のいずれかの値を表します。


バイト(byte)とは、8個のビットの集まりです。1ビットは2つの状態(0または1)を表せるので、1バイトでは2⁸(256)通りを表すことができます。

1ビット□ 0か1が入る                  
1バイト□□□□□□□□ 8ビット   

ビットで表すことのできる状態の数

1ビット [0] または [1] の2通り(2¹)
2ビット [00] [01] [10] [11] の4通り(2²)
3ビット [000] [001] [010] [011] [100] [101] [110] [111] の8通り(2³)
 ・
 ・
8ビット (1バイト)256通り(2の8乗)

基本情報技術者試験では「10010011」のように「0」と「1」の並びで表された数の値のことを
「ビット列」、もしくは「ビットパターン」と呼びます。

データの単位

単位記号10進数表記累乗
テラT    1,000,000,000,000 10¹²
ギガG1,000,000,00010⁹
メガM1,000,00010⁶
キロk1,00010³
基準11
ミリm0.00110⁻³
マイクロμ0.00000110⁻⁶
ナノn0.00000000110⁻⁹
ピコp0.00000000000110⁻¹²

例えば、携帯電話のデータ通信量の表記で一般的に使われる「1ギガバイト(1GB)」は、バイトに直すと「10億バイト」になり、ビットに直すと「80億ビット」になります。なお、1キロバイトをバイトに直すと「1,000バイト」になるのですが、基本情報技術者試験では、稀に古い慣習に従って1キロバイトを「1,024バイト」とする場合があるので注意して下さい。ただしその場合、1キロバイトが「1,000バイト」なのか、または「1,024バイト」なのかは設問中に必ず明記されます。試験では記述に従って計算します。

全く同じ問題が繰り返し出題される

基本情報技術者試験では、過去に出題された問題とまったく同じ内容が出題されることがあります。中には過去に4回も出題された問題もあります。ただし丸暗記にたより科目Aに合格できたとしても、基本的な仕組みを理解していなければ、応用問題である科目Bの合格が難しくなります。

能力開発そろばん学習の「いしど式」

数値の数え方

「1+1=2」というのは常識ですが、コンピュータの世界では「1+1=10」になることもあります。さまざまな数値の数え方を見ていきます。

10進数、2進数、16進数

10進数は値が10になるときに桁が1つ繰り上がる表記法になります。小学校で習い、日常で使っている計算方法は10進数ということです。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
桁上がり
11
12
13
14
15
10進数

2進数

2進数とは、値が2になるときに桁が上がる表記法です。0、1までは10進数の場合と同じですが、2進数では「2」のときに桁上がりするので、10進数の「2」は、2進数では「10」となります。その後、「11」、「100」、「101」と増加していきます。

01

10
桁上がり
(2桁になる)
11

100
桁上がり
(3桁になる)
101110111

1000
桁上がり
(4桁になる)
10011010
2進数

16進数

10進数と2進数の他に、コンピュータの世界では16進数という表記法がつかわれます。16進数は基本情報技術者試験でも必修の表記法になります。
16進数とは、値が16になるときに桁が上がる表記法です。なお、私たちが普段使っているアラビア数字には0~9までの10種類しか数字記号が存在しませんが、16進数では10~15までの値をĀ~Fまでのアルファベットを使って表記します。例えば、10進数の「10」は、16進数では「A」となり、10進数の「15」は、16進数の「F」となります。

0123456789ABCDEF
10
桁上がり
1112131415
16進数

なぜ複数の表記法があるのか

16進数のように多くの記号をつかえば、1桁で大きな数を表すことが可能になります。例えば64進数であれば1桁で64個の値を表すことができます。利用できる桁数が限られている場合などには、10進数よりも64進数の方が多くの数を表すことが出来ます。しかし、多くの記号を使うばかりが便利かというとそうではありません。例えば「りんごがC個」と表記されても直感的に理解できる人は少ないと思います。

コンピュータの世界の数値の数え方

コンピュータの頭脳は集積回路(IC:Integrated Circuit)と呼ばれる電子部品で構成されていますが、この集積回路は電圧が高いか、低いかの2通りしか判別できません。

このため、コンピュータの世界では基本的に電圧が低い状態を「0」電圧が高い状態を「1」とする2進数ですべての処理が行われています。このことから、コンピュータの計算や処理を正しく理解するには、2進数を理解することが必要です。コンピュータは用途に合わせて人間に分かりやすいように10進数や16進数に置き換えた値を表示します。こういった背景から2進数や16進数について理解することが必要になります。

■数字の読み方
10進数の「10」は「じゅう」と読みますが、2進数の「10」は「いちぜろ」と読みます。
表記は全く同じなので、表記をする際は何進数の表記なのかを記載する必要があります。2進数であれば(10) ₂ 、10進数であれば(10)₁₀と表記します。

少数

整数部と小数部

少数の種類

基数変換と桁の重み

様々な基数変換

負の2進数

2進数の四則演算